「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」おすすめ電車・鉄道スポット【東京】

どんな電車・鉄道スポット？

「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」から眺めた夜の新宿駅

東京都の電車・鉄道スポット「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」は、「トレインビューのホテル・旅館」です。客室から、新宿駅や行きかう列車を眺められます。

東京23区内に住む私たち家族にとって、「新宿に泊まる」という考えは通常、ありません。

が、コロナ禍を受けた東京都民割「もっとTokyo」により、1人あたり5000円引きで宿泊できることから、行ってみました。

今回、私たちが「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」で宿泊した客室は、東側を向いた新宿駅を一望できる「シーニックキング」。「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」ではなく、通常の客室です。

23階の客室まで、地下の駐車場からエレベーターを2回も乗り継いだこと、エレベーターから次第に小さくなっていく新宿駅の景色が見えたこと、階のボタンが「1」「2」「19」……といった「通過駅」があるエレベーターだったことに、すでにかなり高まっていた息子（当時5歳）。

「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」から眺めた新宿駅

客室に入ると、息子はいち早く巨大な窓に駆け寄り、下がっていたロールカーテンへ潜り込んで、なにやら叫びました。

特急「あずさ」のE353系電車、特急「成田エクスプレス」のE259系電車、特急「日光」「きぬがわ」の253系電車、特急「スペーシアきぬがわ」の東武100系電車などなど、「Nゲージのレイアウトみたいだね」と、しばらくのあいだ、息子と一緒に「鑑賞会」です。

東京スカイツリーや国立競技場も見える「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」

客室の窓からは、東京スカイツリー、東京タワー、羽田空港へ着陸しようとしている旅客機なども見えます。

「お家も見えるかな？」

あまりにさえぎるものがないその眺望からか、息子はそう言いました（自宅は10階建てのマンションなので、見えてもおかしくはないが、よく分からず）。

客室の窓は「そこから楽しんでください」と言わんばかりの、真横に立ったり、腰掛けられたりする構造。抱っこ不要なのもポイントです。

「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」から眺めた新宿駅

そこに息子は立って、私は座って、「次の中央線は連結してる！」「いやしてない！」と当てっこ（中央線快速列車には、6両と4両を連結しての10両編成と、そうでない10両編成がある）。

また、新宿駅と代々木駅の中間付近にあり、客室から両方の駅が見える「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」。中央・総武線各駅停車が、発車してすぐ次の駅に到着する様子を見て、「もう着いちゃった！」と笑いあいます（新宿～代々木間は0.7km）。

中央・総武線各駅停車の車両についても、元山手線の車両（E231系500番台）ではない、最初から中央・総武線各駅停車の車両（E231系0番台）が来ると、「古い総武線が来た！」と興奮する息子。

「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」朝食ブッフェ

そんな一夜が明けて、妻が楽しみにしていた朝食ブッフェへ。目の前でつくってくれるオムレツは欠かせません。息子はそれにくわえて、ライチを大量に食べていました。ライチがあると、いつもそうです。

ちなみに息子は、今回の「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」宿泊で、「ハンドソープがいいにおい！」という感動もしていました。「お泊まり好き？」と聞くと、「好きー！」。「東横インでもいい？」「ダメ」。

宿泊料金が3倍ぐらい違うのですが……。

「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」客室にあった眺望の説明

場所: 電車・鉄道スポット「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」の所在地は、東京都渋谷区代々木2丁目です。
アクセス: 電車・鉄道スポット「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」は、JR山手線、中央線、埼京線、小田急線、京王線などの新宿駅から、徒歩およそ3分です。駐車場は有料です。
料金: 電車・鉄道スポット「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」はシティホテルであるため、宿泊料金はビジネスホテルより高めです。
見学所要時間の目安: チェックインは14時00分から、チェックアウトは11時00分までです。
公式サイト: 小田急ホテルセンチュリーサザンタワー