どんな電車・鉄道スポット?
新潟県のおすすめ電車・鉄道スポット「新津鉄道資料館(にいつてつどうしりょうかん)」は、「鉄道の博物館・科学館」です。新潟県にゆかりがあるものを中心に、実物の鉄道車両や資料などが収蔵、展示されています。
おすすめポイント
- 「鉄道の街」「鉄道学園」の博物館
- 日本海側の主要路線である信越本線と羽越本線が接続し、磐越西線も分岐する新津は、「鉄道の街」として発展。国鉄時代には新潟鉄道学園も開設され、鉄道員の養成が行われてきました。この鉄道学園の跡地に設けられた博物館で、そうした歴史を現在に伝えています。
- E4系「Max」から除雪車まで
- 2階建て新幹線のE4系「Max」、上越新幹線の初代車両200系、DD14形除雪車など、新潟県にゆかりのある実物の車両が展示されています。
- 大きめのミニ鉄道
- D51形蒸気機関車のミニSLがけん引する、ミニ鉄道があります。5分の1スケールと、ミニ鉄道にしては大きめのサイズ。本物のSLに近い構造で、電気ではなく圧搾空気で走ります。特定日だけの運転です。
子供と行ってみた
情報は記事掲載時のものです。変更の場合があります。
「鉄道の街」、鉄道学園……。息子(当時5歳)にはあまりピンと来ない様子でしたが、まあそうですね。
ただ、電車が動くしくみ、モーターやエンジンの構造が分かる模型といった、かつての鉄道学園らしい展示に興味を示し、パンタグラフを上げたり下げたり、操作で機器が動くのを見てみたり、思うところはあったようです(そう思いたい)。
展示されていたDD14形除雪車についても、その雪をかき込んで飛ばすしくみについて説明すると、その独特な見た目もあってか、気に入った模様。
実際の部品を使ったと思われる運転シミュレータも、無料で、すいていたので、何回も楽しんでいました。なぜか中央線快速の運転でしたが、これまたなぜか、特にゆかりはない中央線快速の運転士になる夢を持っている息子には、うれしかったらしいです。
「新津鉄道資料館」へは、路線バスの本数が少ないうえ、雨が降っていたこともあり、新津駅で客待ちしていたタクシーで行きました。帰りもタクシーを呼んで。見学時間は1時間30分程度。ミニ鉄道は運休日でした。
新津駅の「あ!キハ観光案内所」にある「新津鉄道資料館サテライト ていしゃば」でも、子供用制服での記念撮影、ゲーム「電車でGO!」で山手線の運転ができ、楽しかったようです。
場所・アクセス・料金
- 場所
- 電車・鉄道スポット「新津鉄道資料館」の所在地は、新潟市秋葉区新津東町2丁目です。
- アクセス
- 電車・鉄道スポット「新津鉄道資料館」は、JR信越本線、羽越本線、磐越西線の新津駅東口から、徒歩およそ30分です。路線バスがあるほか、タクシーだと片道1000円程度。新津駅「あ!キハ観光案内所」で、レンタサイクルを使える日もあり。駐車場は、無料で利用できます。
- 料金
- 電車・鉄道スポット「新津鉄道資料館」の入館料は、大人300円、高校生と大学生200円、小学生と中学生100円です。土休日は、中学生以下が無料になります。
- 見学所要時間の目安
- 1時間から1時間30分程度。
- 公式サイト
- 新津鉄道資料館