2023年「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」開催日・申込方法

JR東日本・JR貨物の共催
開催日時
開催場所
入場料・申込方法
イベントのおもな内容

JR東日本・JR貨物の共催

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は、JR東日本が大宮総合車両センター（さいたま市大宮区）などで開催している、毎年恒例の「車両工場一般公開イベント」です。

車両を整備する工場の公開、車両撮影会、車両試乗会、ミニ鉄道の乗車体験、景品がもらえるゲームイベント、鉄道グッズの販売などが行われます。

大宮総合車両センターは、車両の大掛かりな検査、修繕、改造などを実施する施設。整備が完了した車両の試運転をする線路もあります。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」で展示された整備中のJR東日本253系電車

さいたま市・JR貨物と共催

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は、埼玉県さいたま市との共同主催、JR貨物との共催であることもポイントです。

さまざまなイベントが大宮駅（さいたま市大宮区）周辺であわせて開催されるほか、JR東日本の大宮総合車両センターに併設されているJR貨物の大宮車両所も見学できます。

大宮には多くの鉄道路線が乗り入れ、120年以上の歴史を持つ大宮総合車両センターが存在。たくさんの鉄道関係者が暮らしていたことなどから、「鉄道のまち」と呼ばれています！（親子鉄道ライター恵知仁）

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」で展示されたJR貨物EH200形電気機関車とM250系電車

開催日時

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は例年、5月下旬の土曜日に開催されています（コロナ禍のため、2020年と2021年は開催中止）。

2023年の「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」について、開催日時や開催内容はまだ発表されていません。以下の情報は、2022年に開催された「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」のものです。

ただ、2022年の開催日は時期が変わって、11月26日（土）の開催です。

JR東日本公式ニュースリリース

開催時間は、会場やイベントによって異なります。

大宮駅構内会場は、9時30分から17時00分まで。市営桜木駐車場会場は、10時00分から16時00分まで。それ以外の会場は、9時30分から16時00分までです（車両センター会場への入場は15時30分まで）。

また、9時15分から30分まで、大宮駅西口イベントスペースでオープニングセレモニーが開催されます。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は例年、申込不要のイベントとして開催されてきましたが、2022年はコロナ禍のため、車両センター会場のみ事前申込制で開催されます。

ガスタービン車や電気機関車の一部が保存されている大宮総合車両センター

開催場所

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は、大宮駅周辺の複数会場で開催されます。

車両センター会場: JR東日本の大宮総合車両センター。大宮駅西口から700m程度の距離です。駐車場はありません。
東口まちなか会場: 複合施設「大宮門街（おおみやかどまち）」。大宮駅東口から300m程度の距離です。
大宮駅構内会場: 大宮駅構内の東西連絡通路です。
西口まちなか会場: 大宮駅西口から200m程度の鐘塚公園、大宮駅西口から100m程度の複合ビル「JACK大宮」南側広場、大宮駅西口から700m程度の市営桜木駐車場です。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」会場マップ（画像：JR東日本）

入場料・申込方法

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」は基本的に、入場無料、申込不要のイベントです。

ただ、2022年はコロナ禍のため、車両センター会場のみ事前申込制で開催されます（入場料は無料）。

事前申込が必要な車両センター会場では、最大1万枚のチケットを用意。チケット1枚で最大5名まで参加可能です（人数には乳幼児も含む）。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」で行われたJR貨物ミニ鉄道の乗車体験

事前申込の方法

無料のチケット管理システム「Peatix」アプリ（Google Play／App Store）、もしくは「Peatix」公式サイトから申込できます。

申込期間は2回に分かれており、第1回が2022年11月7日（月）10時00分から、14日（月）9時59分まで。第2回が2022年11月16日（水）10時00分から、24日（木）9時59分までです。

2種類あるチケット

第1回と第2回で、申し込めるチケットの種類が異なっていることに要注意です。

第1回申込: 入場券のみ（入場時刻9時30分、10時00分、10時30分の3種類）か、入場券と車両試乗会がセット（試乗時刻11時00分、12時00分、13時00分、14時00分、15時00分の5種類）になったチケットを申込できます。
第2回申込: 入場券のみ（入場時刻10時00分、10時30分、11時00分の3種類）のチケットを申込できます。

申込の受付は、すべて先着順。チケットの発行枚数は、車両試乗会セットが1000枚程度、入場券のみが9000枚程度です。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」車両センター会場のチケット申込概要（画像：JR東日本）

イベントのおもな内容

2022年の「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」では、各会場ごとに次のイベントが開催される予定です。

車両センター会場

車両整備工場や、そこで整備されている車両の見学、車両試乗会、ミニ鉄道の乗車体験、景品がもらえるゲームイベント、鉄道グッズの販売といった恒例イベントのほか、「シンカリオン」との記念撮影、185系鉄道工芸品の展示、JR東日本東京吹奏楽団によるコンサートなどが行われます。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」で行われた大宮総合車両センター試運転線の試乗会

車両試乗会は、臨時特急列車などに使われているE257系電車を使用。大宮総合車両センター内の試運転線（約1.7km）を走行します。乗車時間は約15分です。

また入場者全員に、イベント限定のオリジナルクリアファイルがプレゼントされます。

車両試乗会は、整備後の車両をチェックする試運転線で実施。「鉄道博物館」のすぐ隣まで走ります！（親子鉄道ライター恵知仁）

2022年の「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」車両センター会場では、鉄道部品や鉄道古物の販売、メンテナンス中の車両以外の車両展示は行われないほか、コロナ禍のため、会場内での食事提供は行われません。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」で行われたダーツのゲームイベント

東口まちなか会場

ワークショップ（「シンカリオン」手作りキャンドル作り、鉄道デザイントートバック作り）。有料。
鉄道グッズの販売。
ミニサイズのD51形蒸気機関車との記念撮影。

大宮駅構内会場

こども駅長制服撮影会（10時00分から16時00分まで）。
鉄道グッズ、駅弁の販売（10時00分から17時00分まで）。
さいたま市PRコーナー（9時30分から16時00分まで）。
鉄道風景写真展（9時30分から16時00分まで）。

西口まちなか会場

「大宮ナポリタン」「さいたまスイーツ」など、大宮が誇る食の名店の出店（鐘塚公園）。
さいたま市や新幹線沿線地域のPRブース、物産展（鐘塚公園）。
鉄道好きタレントのトークショー、お笑い芸人のライブショー（鐘塚公園）。
E5系新幹線顔出しパネル（「JACK大宮」南側広場）。
大宮総合車両センターで製作したミニ鉄道（E5系新幹線）乗車体験（市営桜木駐車場）。
お菓子販売（市営桜木駐車場）。

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」会場のひとつである鐘塚公園

アプリでまわるスタンプラリー

2022年11月26日（土）から、12月4日（日）まで開催されるイベント。無料のスタンプラリーアプリ「furari」（Google Play／App Store）をダウンロードし、指定されたポイント（鐘塚公園、「大宮門街」「JACK大宮」、大宮駅東口商店街2か所、大宮駅西口商店街2か所の予定）をめぐります。

スタンプを集めてアンケートに答えると、「鉄道博物館ナイトミュージアムご招待」「大宮総合車両センター見学ツアーご招待」「JRグッズ」といった景品が当たります。

また11月26日（土）限定で、先着2000名にイベント限定硬券、硬券台紙がプレゼントされます。引き換え場所は大宮総合車両センター、「大宮門街」、鐘塚公園です。