未来の乗り物「超電導リニア」
まず、品川~名古屋間での開業を目指し、JR東海が建設を進めている中央新幹線。約10cm浮上して、最高速度500km/hで走る「超電導リニアモーターカー」が採用され、品川~名古屋間が40分、品川~大阪間が67分で結ばれる予定です。
この「未来の乗り物」に、ひとあし早く乗車する方法があります。
超電導リニアで500km/hを体験する方法
JR東海は定期的に、「山梨実験線(山梨実験センター)」で超電導リニアモーターカーの体験乗車イベントを実施。これに参加すれば、超電導リニアモーターカーに乗って、500km/hの世界を楽しむことが可能です。

山梨実験線への行き方
山梨実験線(山梨実験センター)があるのは、山梨県都留市小形山271-2です。
路線バス
JR中央本線の大月駅(山梨県大月市)から、県立リニア見学センター行きの路線バス(富士急バス)に乗り、約15分で、終点の県立リニア見学センターへ到着。そこから徒歩数分で、体験乗車が行われるJR東海の山梨実験センターに着くことができます。
路線バスは、1時間に1本程度の運転で、所要時間は15分、運賃は片道大人300円、子供150円です(「Suica」「PASMO」など交通系ICカードの利用が可能)。

タクシー
JR中央本線の大月駅(山梨県大月市)からタクシーを利用すると、JR東海の山梨実験センターまで所要時間は約15分。片道2500円から3000円程度の料金で、行くことができます。
山梨実験センターの最寄り駅である、富士急行線の禾生駅、田野倉駅には、タクシーが常駐していません。

徒歩
JR中央本線の大月駅で乗り換えできる、富士山麓電気鉄道(富士急行線)の禾生駅(山梨県都留市)から約1km、およそ14分、もしくは田野倉駅から約1.5km、およそ21分です(距離、所要時間は「Google Maps」による)。
自動車
中央自動車道の大月インターチェンジから約6.5km、およそ15分です。駐車場があります。
次の「超電導リニア体験乗車」はいつ?
2023年の第2回「超電導リニア体験乗車」は、次のスケジュールで開催されます。
- 開催日
- 2023年7月25日(火)、26日(水)、27日(木)、28日(金)。
- 開催場所
- 山梨実験センター(山梨県都留市小形山271-2)
- 集合時間
- 各日とも10時15分、11時15分、13時15分、14時15分、15時15分、16時15分。
- 募集席数
- 合計360区画(720席)。
- 料金
- 1区画(2座席)4400円、2区画(4座席)8800円。価格は税込。
各日6便、1便あたり20区画(40座席)の募集です。1席単位での申し込みはできません。
なおこのうち7月28日(金)開催分は、「集まれキッズ!リニア体験」と銘打たれた、小学生以下の子ども(乳幼児を含む)の参加が必須な体験乗車。子ども向けの展示物、おみやげも用意しているそうです。

なお、2023年の第1回「超電導リニア体験乗車」は、3月29日(水)から31日(金)までの3日間、開催されています。
「超電導リニア体験乗車」申し込み方法
2023年の第2回「超電導リニア体験乗車」への申し込みは、以下のJR東海ウェブサイトで、2023年5月25日(木)10時00分から、6月14日(水)23時59分まで、行うことができます。
受け付けは先着順ではなく、抽選です。
「超電導リニア体験乗車」では、1回の募集につき最大2区画、日時は第3希望まで申し込みできます。
「超電導リニア体験乗車」当選通知はいつ?
「超電導リニア体験乗車」の申込期間が終了したのち、抽選が行われ、当選者にはその通知が届きます。
第2回の当選通知は、2023年6月21日(水)から29日(木)のあいだに順次、行われます。当選しなかった人へは、特に連絡はありません。
「超電導リニア体験乗車」当選確率は?
「超電導リニア体験乗車」の当選確率について、JR東海に取材したことがあるのですが、公表はしていないようです。やはり、なかなかに倍率が高いようではありました。厳正に抽選しているようです。
