どんな電車・鉄道スポット?
東京都のおすすめ電車・鉄道スポット「青梅鉄道公園(おうめてつどうこうえん)」は、「鉄道の公園(博物館・科学館)」です。木々に囲まれた空間に、実物の鉄道車両や資料などが収蔵、展示されているほか、鉄道関係の遊具も設置されています。
おすすめポイント
- 素朴な鉄道遊園地
- 木々が生い茂るちょっとした山の一角に、初代新幹線0系やD51形蒸気機関車といった実物の車両と、鉄道を中心とした遊具を設置。緑に囲まれた素朴な鉄道の遊園地、公園、といった風情です。
- レトロな鉄道遊具
- 乗って楽しめる鉄道の有料遊具が、レトロです。実物の0系新幹線の隣で、100系新幹線、300系新幹線、700系新幹線、昔のE2系新幹線のような遊具に乗って楽しむことが可能。ミニ鉄道もあります。
- ボタンを押して踏切作動
- 実物の踏切を作動させることが可能。模型の列車が走る「模型鉄道パノラマ」でも、踏切に車が残ってしまったていで、模型の「踏切障害報知装置」を実物のように作動させられます。
子供と行ってみた
情報は記事掲載時のものです。変更の場合があります。
青梅駅のほうから、「本当にこの先にあるのか?」という山道を車で進み、到着。
「下り列車が来ます」
駐車場で車から降りると、そんな音声と踏切の警報音が、山中に響いていました。
私は子供が生まれてから、身をもって得た知識があります。
子供は踏切が好き。
この青梅鉄道公園でも息子(当時5歳)は、園内へ入るなりまず、その音の発生源である踏切の展示へ。そしてボタンを押し、「下り列車が来ます」「上り列車が来ます」の音声と警報音を山中へ響かせ、降りてくる2本の遮断桿を見てご満悦。
それが何度かくり返され、静かになったと思ったら、息子が言いました。
「パパ、踏切渡って!」
そう言われて踏切を渡ると、その途中で「下り列車が来ます。カンカンカン……」と鳴り出して、息子はますますご満悦。
青梅鉄道公園には、ミニ鉄道のほか、レトロな鉄道の遊具がたくさん。あいにくミニ鉄道は運休中でしたが、遊具にいくつか乗ってみます。
息子は、昔のE2系新幹線「あさま」のようなカラーリングの遊具について、一般的なミニ鉄道とは違ってほぼ直角に曲がることが、特に楽しかった模様。その遊具から降りた息子も、しばらく直角に曲がりながら歩いていました。
ちなみに青梅鉄道公園では、ニホントカゲを2匹発見。最初は道があっているのか心配にもなりましたが、ほかではなかなかない体験ができた電車・鉄道スポットでした。
場所・アクセス・料金
- 場所
- 電車・鉄道スポット「青梅鉄道公園」の所在地は、東京都青梅市勝沼2丁目です。
- アクセス
- 電車・鉄道スポット「青梅鉄道公園」は、JR青梅線の青梅駅から、徒歩およそ15分です(急な坂道あり)。路線バスはありません。駐車場は、無料で利用できます。
- 料金
- 電車・鉄道スポット「青梅鉄道公園」の入園料は、小学生以上100円です。
- 見学所要時間の目安
- 1時間程度。
- 公式サイト
- 青梅鉄道公園