2023年「子供1000円新幹線&特急」JR西「ファミリーきっぷ」発売期間・区間・料金

子供は1000円でOK!

「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は、JR西日本が山陽新幹線、在来線の特急「サンダーバード」「くろしお」などで行っている企画です。

新幹線、特急列車の普通車指定席が子供1000円で利用できるほか、大人の料金も割り引きになります。

大人2名、子供(小学生)2名で、大阪市内のJR駅から博多駅まで山陽新幹線「のぞみ」で移動した場合、通常より1万5620円も安くなります!(親子鉄道ライター 恵 知仁)

きっぷを利用できる期間

JR西日本の「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は例年、ゴールデンウィーク夏休み冬休み期間に設定されます。

2023年の夏休み期間は、8月1日(火)から、8月31日(木)まで利用可能です。

なお、2023年のゴールデンウィーク期間は、4月28日(金)から5月7日(日)まで、2022年の冬休み期間は、2022年12月24日(土)から2023年1月9日(月・祝)まで、利用可能でした。

山陽新幹線を走るN700S「のぞみ」

山陽新幹線を走るN700S「のぞみ」

きっぷの発売期間

2023年の夏休み期間に設定される、JR西日本「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は、利用開始日1か月前の10時00分から、3日前のJR西日本インターネット予約サービス「e5489」営業時間まで、購入できます。

ただし、2023年夏休み期間分の発売は、7月1日(土)ではなく、7月3日(月)から行われます。

きっぷはどこで買える?

2023年の夏休み期間に設定される、JR西日本「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」だけで購入できます(無料会員登録が必要)。

「e5489」で「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」を購入したあと、乗車前に、「5489サービス」の表示がある「みどりの券売機」「みどりの受取機」「みどりの窓口」で、そのきっぷの受け取りが必要です。

駅にある「みどりの窓口」などでは、購入できません。

利用条件は?

2022年の夏休み期間に設定される、JR西日本「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は、次の利用条件、注意事項があります。

  • 子供(小学生)1名を含む2名以上で利用する場合に購入可能。
  • 大人のみ、子供のみでの「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」購入は不可。
  • 全員が同じ区間を、同じ列車で利用。
  • 購入した「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」で利用できるのは、予約した列車の指定席のみ。乗り遅れの場合など、そのほかの列車、座席は利用不可。
  • 券種間、乗車日、利用区間・列車の予約変更は不可。
  • 「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」の発売席数は、列車ごとに限りあり
  • 「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」の発売がない列車もあり。
1回の予約で、子供(小学生)は2名分まで購入できます。
新幹線や特急の指定席に乗るとき、乳幼児は、ひざの上に座らせるなどして席を使わなければ無料です。が、それだと狭かったり大変だったりもするので、あえて乳幼児の分として子供の「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」を購入し、プラス1000円で乳幼児の座席も確保する、というのもアリですね!(親子鉄道ライター 恵 知仁)
特急「サンダーバード」に使われる683系電車

特急「サンダーバード」に使われる683系電車

設定区間・料金

2023年の夏休み期間に設定される、JR西日本「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」は、次の区間、列車で利用できます。金額は片道の料金です。

たとえば「大阪市内~岡山」では、大阪市内から岡山駅までと、岡山駅から大阪市内まで、両方の「『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」が発売されます。他の区間も同様です!(親子鉄道ライター 恵 知仁)

山陽新幹線

山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」の普通車指定席を利用できます。

大阪市内~岡山
大人6130円、子供1000円
大阪市内~広島市内
大人1万400円、子供1000円
大阪市内~小倉(福岡県)
大人1万4380円、子供1000円
大阪市内~博多(福岡県)
大人1万5210円、子供1000円
岡山~広島市内
大人6130円、子供1000円
岡山~小倉(福岡県)
大人1万1020円、子供1000円
岡山~博多(福岡県)
大人1万2700円、子供1000円
広島市内~小倉(福岡県)
大人7790円、子供1000円
広島市内~博多(福岡県)
大人9140円、子供1000円
3名以上で利用する場合、「ひかりレールスター」編成にある4人用個室も使えます。きっぷの購入は、「e5489」でその列車の普通車指定席を予約したあと、駅の「みどりの窓口」で4人用個室にきっぷを変更する形だそうです。

北陸本線・北陸新幹線

特急「サンダーバード」の普通車指定席、富山駅発着のきっぷはあわせて北陸新幹線「はくたか」「つるぎ」の普通車自由席を、富山~金沢間で利用できます。

大阪市内~福井
大人5830円、子供1000円
大阪市内~金沢
大人7400円、子供1000円
大阪市内~富山
大人8600円、子供1000円
北陸新幹線のE7・W7系新幹線

北陸新幹線のE7・W7系新幹線

南紀方面

特急「くろしお」の普通車指定席を利用できます。

大阪市内~白浜
大人5830円、子供1000円

北近畿方面

特急「こうのとり」の普通車指定席を利用できます。

大阪市内~城崎温泉
大人5830円、子供1000円

山陰方面

山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」と、特急「やくも」の普通車指定席を利用できます。

大阪市内~出雲市
大人1万2280円、子供1000円