三田線にミッフィー「子育て応援スペース」都営地下鉄全線で設置に

「都営交通アプリ」で確認可能

東京都交通局が2023年2月20日(月)、三田線に「子育て応援スペース」を導入すると発表しました。

三田線の「子育て応援スペース」設置場所(画像:東京都交通局)

三田線の「子育て応援スペース」設置場所(画像:東京都交通局)

小さな子供連れの人にも気兼ねなく電車を利用してもらえるよう、導入するもの。三田線の「子育て応援スペース」設置列車は、3号車と6号車のフリースペースが、その「子育て応援スペース」になります。

都営地下鉄による列車内への「子育て応援スペース」導入は、大江戸線、新宿線、浅草線につぐものです。三田線への導入により、都営地下鉄の全4路線で「子育て応援スペース」が設置されます。

三田線へ導入される「子育て応援スペース」(画像:東京都交通局)

三田線へ導入される「子育て応援スペース」(画像:東京都交通局)

今回、三田線で最初に導入される「子育て応援スペース」のデザインは、「ミッフィー」などのキャラクターで有名なディック・ブルーナ氏のイラスト。インクルーシブに配慮し、車いすに乗った女の子「ロッテ」、片耳が垂れているお友達「ダーン」が登場する絵本を題材としたデザインで装飾しているそうです。

三田線での「子育て応援スペース」設置列車の運転開始は、2月26日(日)から。どの列車に「子育て応援スペース」が設置されているかは、2月28日(火)より「都営交通アプリ」で確認できるようになります(設置列車の走行位置をアプリ内に表示)。

各路線への「子育て応援スペース」導入状況(画像:東京都交通局)

各路線への「子育て応援スペース」導入状況(画像:東京都交通局)

また都営地下鉄の「子育て応援スペース」は、2023年3月末までに、三田線で7編成、浅草線で8編成、新宿線で6編成、大江戸線で15編成、あわせて36編成が導入される予定です。

ちなみに、それら「子育て応援スペース」のデザインは、三田線へ今回導入される『ロッテ』『ミッフィーとダーン』のほか、『だるまちゃんとてんぐちゃん』『だるまちゃんとかみなりちゃん』『ぐるんぱのようちえん』『きかんしゃトーマス』があります。