小田急 下北沢など7駅に完全個室「ベビーケアルーム」設置 利用無料

子育て応援推進の一環

小田急電鉄が2023年2月16日(木)、小田急線の7駅で「ベビーケアルーム」を展開すると発表しました。

Trim社製の完全個室、可動式のベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」を、代々木八幡駅、下北沢駅、登戸駅、相模大野駅、秦野駅、大和駅、鶴間駅の7駅に設置するもの。1.28平米(高さ190cm)の広さに、ソファやスツール、コンセントがある完全プライベート空間で、人目を気にせず、おむつ替えや授乳ができるといいます。

ベビーケアルーム「mamaro」イメージ(画像:小田急電鉄)

ベビーケアルーム「mamaro」イメージ(画像:小田急電鉄)

ミルク用のお湯提供、ゴミ箱はありませんが、無料で利用が可能。利用できる時間は7時30分から19時00分までですが、それ以外の時間でも、駅係員へ申し出れば使えるそうです。子供連れの女性だけでなく、男性も利用できます。

小田急電鉄は、2021年1月に「子育て応援ポリシー」を策定し、子供のICカードによる小田急線利用を、乗車距離を問わず一乗車一律50円にするなど、鉄道会社ならではの子育て応援策を推進。この「ベビーケアルーム」も、その一環で設置したとのこと。

「ベビーケアルーム」は、3月1日(水)から使用を開始。1日1回以上、清掃スタッフによる定期清掃を行うほか、駅係員巡回時にも簡易清掃が行われます。

また今回の「ベビーケアルーム」設置駅は、乗換駅や、構内に多目的スペースがない駅などから選定。今後も利用状況や要望などに応じて、常設箇所を検討していくそうです。