秘境駅で満天の星空観察!大井川鐵道井川線「星空列車」今冬も運転

「アプト式」の井川線で特別運転

大井川鐵道が2022年10月20日(木)、今回で6年目になる「星空列車」の運転について発表しました。

運転区間は、大井川鐵道井川線(南アルプスアプトライン)の千頭~奥大井湖上間。奥大井湖上駅では約1時間、星空を観察する時間があります。

奥大井湖上駅は「秘境駅」ともされる駅で、周辺の明かりはわずか。星空観察には絶好のロケーションだそうです。

大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅

大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅

運転日は、2022年11月5日(土)から、2023年2月26日(日)までの土曜日と日曜日(12月31日、1月1日を除く)。千頭駅を16時53分に発車し、同駅へ20時08分に戻ります。

乗車には、千頭~奥大井湖上間の往復運賃と急行料金がセットになった「星空列車特別乗車券」(大人1940円、小学生970円)が必要。当日、千頭駅の窓口で購入可能です。

ちなみに、奥大井湖上駅がある静岡県榛原郡川根本町は、全国で2番目に星空がきれいに見える町に選ばれたことがあるほか、奥大井湖上駅は「クールジャパンアワード2019」を受賞しています。

なお「星空列車」では暖房が行われないため、暖かい服装で参加してほしいとのことです。