冬の「きかんしゃトーマス号」特別ダイヤで運転へ 被災の大井川鐵道

区間短縮で冬の特別運転

大井川鐵道が2022年10月4日(火)、台風15号の影響で被災して全線で運転を見合わせている大井川本線と井川線について、復旧の方向性を発表しました。

「きかんしゃトーマス号」などSL列車を運転している大井川本線では、まず金谷~家山間で、12月上旬の復旧を目指すとのこと。

大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」(画像:大井川鐵道)

大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」(画像:大井川鐵道)

12月16日(金)に開始する予定の「『きかんしゃトーマス号』冬の特別運転」については、運転区間を新金谷~家山間に短縮し、特別ダイヤでの運転を計画しているそうです。

大井川本線の家山~千頭間は、島田市、川根本町、静岡県などと協議しながら、復旧計画を策定していくとのこと。

「きかんしゃトビー号」が走る井川線は、まず千頭~接岨峡温泉間で、10月8日(土)の運転再開を目指すそうです。接岨峡温泉~井川間については、随時、復旧作業を行っていくといいます。

大井川鐵道は、9月23日(金・祝)から24日(土)にかけて台風15号の影響を受け、大井川本線で20か所、井川線で26か所が被災しています。