「家族で乗って楽しい車両」野岩鉄道に誕生へ 追加のクラファンも開始

模擬運転台にタタミの観光列車へ

野岩鉄道が2022年9月13日(火)、観光列車運転のためのクラウドファンディングについて、目標に達成したこと、「ネクストゴール」へ挑戦することを発表しました。

かつては東武鉄道、会津鉄道も運転していたものの、現在は野岩鉄道だけが運転している6050型電車(61103編成)。

野岩鉄道6050型電車(画像:野岩鉄道)

野岩鉄道6050型電車(画像:野岩鉄道)

これを「家族で乗って楽しい車両」に改修すべく、野岩鉄道はその資金調達のために、8月10日(水)からクラウドファンディングを開始。9月13日(火)、目標金額の1500万円に到達したそうです。達しなければ、改修自体がなしになるところでした。

そして目標に到達したことから、新たに2300万円の「ネクストゴール」を設定。その達成により、当初予定していた項目に加え、2項目の追加改修を目指すといいます。

目標金額を1500万円としてクラウドファンディングを開始した当初の改修項目は、「模擬運転台の設置」「畳スペースの設置」「自転車スペースの整備」「多機能スペースの整備」の4点です。

「ネクストゴール」では、それに追加して「模擬運転台に動画放映用モニター設置」「トイレリニューアル」の改修も実施することが目指されます。

クラウドファンディングの実施期間は、10月7日(金)23時00分までです。