2023年「アンパンマン列車スタンプラリー」設置場所・便利なきっぷ

毎年恒例の人気スタンプラリー

「アンパンマン列車スタンプラリー」は、JR四国が開催している毎年恒例の「スタンプラリー」です。

JR四国が運転している「アンパンマン列車」の車内、JR四国の駅、レジャー施設などに設置されたスタンプを集めていくと、抽選で賞品が当たります。

『それいけ!アンパンマン』原作者のやなせたかし先生が、四国の高知県出身であることなどから、2000年(平成12年)、車両の内外装をその世界観で装飾した最初の「アンパンマン列車」がJR四国に登場。現在ではいくつもの「アンパンマン列車」が、四国各地を走っています。
「アンパンマン列車」では、アンパンマンの声による車内放送も実施。アニメのオープニングテーマ曲を使ったチャイムも流れて、息子(当時3歳)はテンションが上がってました!(親子鉄道ライター 恵 知仁)
岡山~松山間などを走る「予讃線 8000系 アンパンマン列車」

岡山~松山間などを走る「予讃線 8000系 アンパンマン列車」

開催期間はいつからいつまで?

「アンパンマン列車スタンプラリー」は例年、3月中旬から9月末まで、およそ半年間にわたって開催されています。

2023年に行われる第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」の開催期間は、3月18日(土)から9月30日(土)までです。

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」(画像:JR四国)

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」(画像:JR四国)

参加に必要なものは?

「アンパンマン列車スタンプラリー」への参加にあたっては、後述のスタンプ設置駅で配布されている「スタンプラリーブック」が必要。スタンプ設置駅で、ほかのスタンプ設置駅までの区間を含むきっぷ類(定期券不可)を見せると、もらえます。

「スタンプラリーブック」は、「アンパンマン列車」車内、レジャー施設では配布されません

スタンプ設置場所は?

2023年に開催される第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」のスタンプは、JR四国の駅(一部はJR西日本)、「アンパンマン列車」の車内、沿線を中心としたレジャー施設、あわせて25か所に設置されます。

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」スタンプ設置場所と「アンパンマン列車」運転区間(画像:JR四国)

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」スタンプ設置場所と「アンパンマン列車」運転区間(画像:JR四国)

JR四国・JR西日本の駅

JR四国の高松駅、多度津駅、新居浜駅、伊予西条駅、松山駅、伊予大洲駅、宇和島駅、琴平駅、阿波池田駅、土佐山田駅、高知駅、徳島駅、穴吹駅、JR西日本の岡山駅(中央改札口)の計14か所に設置されます。

駅によって営業時間が異なること(詳しくは「スタンプラリーブック」参照)、岡山駅は中央改札口のみでの「スタンプラリーブック」配布、スタンプ設置であることに要注意です。
スタンプが設置されている駅は、すべて何かしらの「アンパンマン列車」がやって来る駅(特急停車駅)です。乗車とあわせて、スタンプラリーを楽しめます!(親子鉄道ライター 恵 知仁)
模型の列車も走る高知駅「アンパンマン列車ひろば」

模型の列車も走る高知駅「アンパンマン列車ひろば」

高松駅、伊予西条駅、松山駅、土佐山田駅、徳島駅には、座って記念撮影できる「アンパンマンベンチ」があります。また高知駅には、「アンパンマン列車ひろば」もあります。すべて改札の内側です。

JR四国「アンパンマン列車」の車内

「予讃線 宇和海 アンパンマン列車」と「予讃線 8000系 アンパンマン列車」

「予讃線 宇和海 アンパンマン列車」と「予讃線 8000系 アンパンマン列車」

「土讃線 あかい・きいろいアンパンマン列車」の2号車、「予讃線 8000系 アンパンマン列車」の1号車、「予讃線 宇和海 アンパンマン列車」の2号車、「ゆうゆうアンパンマンカー」と「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」の計6か所に設置されます。

「予讃線 8000系 アンパンマン列車」により運転されても、特急「いしづち」には、「アンパンマン列車スタンプラリー」のスタンプは設置されません
「アンパンマン列車」車内(四国内に限る)と、スタンプが設置されている駅(岡山駅は中央改札口のみ)では、アンパンマンのデザインになった記念改札印をきっぷに押してもらうこともできます。

「アンパンマン列車」の運転時刻などについては、次の公式サイトをご覧ください。

レジャー施設

スタンプが設置される「四国鉄道文化館」

スタンプが設置される「四国鉄道文化館」

愛媛県西条市「四国鉄道文化館」、高知県香美市「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」、徳島県徳島市「とくしま動物園」、愛媛県砥部町「愛媛県立とべ動物園」、神戸市中央区「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」の計5か所に設置されます。

レジャー施設のスタンプは、駅スタンプ1個としてカウントされますが、2個以上のスタンプをレジャー施設で集めても、駅スタンプ1個としてカウントされることに要注意です。またレジャー施設のスタンプは、一部を除いて入場料が必要なエリアに置かれています。

賞品は何がもらえる?

2023年に開催される第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」の賞品は、前回から一新。また、瀬戸大橋の開業35周年を記念し実施されている「瀬戸大橋線開業35周年記念キャンペーン」にあわせ、「瀬戸大橋開業35周年賞」が新設されました。

賞品は、必要な数のスタンプを集めて、抽選に応募する形でもらえます。

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」賞品(画像:JR四国)

第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」賞品(画像:JR四国)

ダイヤペット 予讃線 8000系 アンパンマン列車
「アンパンマン列車」スタンプ2個を含む、合計4個以上9個以下のスタンプ押印で応募可能。毎月50名が当選。
アンパンマン ころころブロック パンをおとどけ!ころころパンこうじょう
「アンパンマン列車」スタンプ4個を含む、合計10個以上のスタンプ押印で応募可能。毎月50名が当選。
アンパンマン 光でひけちゃう!育脳キーボード(のぞみ賞)
「アンパンマン列車」スタンプ2個、岡山駅のスタンプを含む、合計4個以上のスタンプ押印で応募可能。毎月30名が当選。
アンパンマン ボールがとびだす!はしるよポンポンSLマン(瀬戸大橋開業35周年賞)
「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」と、そのほかの「アンパンマン列車」スタンプを含む合計4個以上のスタンプ押印で応募可能。毎月50名が当選。
アンパンマン おでかけぬいぐるみリュック(ダブルチャンス)
スタンプラリー期間終了後、抽選に外れた人を再抽選し、30名が当選。
スタンプは、異なるものを必要な数だけ集める必要があります。また3月と4月は、まとめてひとつの月として抽選が行われます。
「予讃線 8000系 アンパンマン列車」車内

「予讃線 8000系 アンパンマン列車」車内

賞品の応募方法は?

各賞品への応募に必要な数のスタンプが集まったら、「スタンプラリーブック」についている応募ハガキの証明欄と、「スタンプラリーブック」本体の証明欄に、スタンプ設置駅の駅係員からその証明を受けます。

そして、応募ハガキを駅係員に渡すか、郵便(切手の貼付が必要)で送ると、応募したことになります。

2023年に開催される第29回「アンパンマン列車スタンプラリー」賞品応募の締め切りは、2023年10月10日(火)です。郵送の場合は、当日消印まで有効。抽選の結果は、賞品の発送をもってかえさせていただく、とのことです。

JR西日本の岡山駅では、中央改札口で証明を受けられます、ただし、岡山駅の駅係員へ渡して応募することはできません。

スタンプラリーに便利なきっぷ

四国各地にスタンプが設置されている「アンパンマン列車スタンプラリー」。特急列車にも乗れるフリーきっぷを使い、「アンパンマン列車」と四国の旅を楽しみながら、スタンプを集めていくのはいかがでしょうか。

座席などが『アンパンマン』で装飾されている「アンパンマン列車」の「アンパンマンシート」は、普通車指定席として使われます。自由席用のフリーきっぷだけでは、「アンパンマン列車」には乗れますが、「アンパンマンシート」は利用できないため、要注意です!(親子鉄道ライター 恵 知仁)
自由席だけ利用できるフリーきっぷで、「アンパンマンシート」など特急列車の指定席を利用したい場合、指定席特急券の追加購入が必要になります(フリーきっぷは運賃部分のみ有効)。
乳児、幼児(未就学児)は、大人のひざ上に座るなどして座席を利用しなければ、大人もしくは子ども(小学生)1名につき2名まで、きっぷ不要で乗車できます。6歳でも、小学校入学前なら幼児扱いです。

瀬戸大橋線開業35周年記念 帰ってきた四国満喫きっぷ

JR四国と土佐くろしお鉄道の全線、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、3日間乗り降り自由。普通列車、快速列車のほか、特急列車の普通車自由席も利用できます。

2023年4月3日(月)から5月19日(金)までの期間限定発売で、4月8日(土)から5月21日(日)までの、土曜日、日曜日、祝日を1日以上含む連続した3日間、利用できます。

料金は、紙のきっぷでは大人1万2000円、子ども(小学生)6000円。デジタルチケットでは、大人1万500円、子ども(小学生)3500円です。

バースデイきっぷ

JR四国と土佐くろしお鉄道の全線、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、3日間乗り降り自由。特急列車、快速列車、普通列車の普通車自由席が利用できる「普通車自由席用」、さらにグリーン車、指定席も回数制限なく使える「グリーン車用」があります(7回目以降は制約あり)。

誕生月に利用できるきっぷで、「ご本人様用」「お連れ様用」があるため、一緒に旅行するグループの誰かが誕生月であれば、使うことが可能です。

料金は、「普通車自由席用」が大人9680円、子ども(小学生)4840円。「グリーン車用」が1万3240円で、子ども(小学生)用の設定はありません(大人料金での乗車は可能)。

四国グリーン紀行

JR四国と土佐くろしお鉄道の全線、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、4日間乗り降り自由。特急列車、快速列車、普通列車の普通車自由席にくわえ、普通車指定席グリーン車指定席も、回数制限なく利用できます。

通年で利用でき、料金は、大人2万950円です。子ども(小学生)用の設定はありません(大人料金での乗車は可能)。

四国フリーきっぷ

JR四国の全線、土佐くろしお鉄道の一部(窪川~若井)、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、3日間乗り降り自由。普通列車、快速列車のほか、特急列車の普通車自由席も利用できます。

通年で利用でき、料金は、紙のきっぷでは大人1万6440円、子ども(小学生)8220円。デジタルチケットでは、大人1万6000円、子ども(小学生)8000円です。

若者限定四国フリーきっぷ

JR四国の全線、土佐くろしお鉄道の一部(窪川~若井)、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、3日間乗り降り自由。普通列車、快速列車のほか、特急列車の普通車自由席も利用できます。

満25歳以下の人が利用できるきっぷで、春、夏、冬に期間限定で発売。料金は、9980円(2023年夏季からは1万2000円)です。子ども(小学生)用の設定はありません。

週末乗り放題きっぷ

JR四国の全線、土佐くろしお鉄道の一部(窪川~若井)、「香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)」へのジェイアール四国バス大栃線などが、1日乗り降り自由。普通列車、快速列車のほか、特急列車の普通車自由席も利用できます。

利用できるのは、土曜日、日曜日、祝日。料金は、大人1万460円、子ども(小学生)5230円です。

これらのフリーきっぷは、一部を除いてJR四国の通信販売で購入可能です。グリーン車指定席、普通車指定席を利用できるきっぷなら、通信販売での購入時に指定席の予約もできます!(親子鉄道ライター 恵 知仁)